熱中症にご注意を
梅雨に入り蒸し暑い日が増えてきましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
今年は例年と比較するとやや涼しかったように感じられましたが、ここ数日は気温も上がり始めTVニュースでも熱中症の話題が増えてきました。
当院でも、つい先日熱中症の患者様が受診されました。また、熱中症までには至らなくてもやや食欲が落ちている子たちが増えてきているように思われます。
熱中症で動物病院を受診した際の死亡率は50%程度と発症すると非常に死亡率の高い危険な病気であり、そのため熱中症にさせないように対策していくことが重要です。
例えば、ワンちゃんに適した室温は大体21℃から25℃程度と言われていますので、犬種や年齢によっても違いはありますが、そろそろエアコンなどによる室温管理を考えたほうが良いかもしれません。
またお散歩の際、地面付近の気温は私たちが体感するよりもかなり高いことが多いので、くれぐれもご注意ください。特に鼻の短い犬種や呼吸器に問題がある子(呼吸時にガーガーと音が鳴る子など)、極度に興奮しやすい子などは熱中症を起こしやすい傾向がありますので特にご注意ください。
これから更に暑さも厳しくなることと思いますが、健康に気を付けてがんばって乗り越えていきましょう。