各種予防|岐阜市と大垣市の間、瑞穂市の動物病院 ながやま動物病院は皆様のホームドクターを目指しています

ながやま動物病院

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    診療時間 09:00~12:00 / 17:00~20:00
    休診日  水曜日、日祝午後   ※土曜日は19:00まで診療

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各種予防

混合ワクチン

ワクチンとは無毒化もしくは弱毒化した病原体のことで、これを体内に投与することによってその病原体に対する抵抗力が得られます。近年は飼い主様の予防意識が向上し、これらの感染症にかかる子も減少傾向ですが、残念ながら未だ撲滅までには至っておらず、まだ一般的にみられるのが現状です。
これらの病気は重篤な後遺症が残ったり、致死的なものも含まれています。大切な家族の一員であるペットの健康のため、ぜひワクチンを接種しましょう。
当院では犬の6種と9種混合ワクチン、猫の3種と5種混合ワクチンを取り扱っています。

狂犬病予防

狂犬病予防注射は狂犬病予防法という法律で年1回の接種が義務付けられています
日本は狂犬病清浄国で近年の発生は確認されていませんが、一度蔓延してしまうと再度の清浄化は困難だといわれています。

フィラリア予防

フィラリア症は、蚊が媒介するフィラリア(犬糸状虫)が心臓と肺を結ぶ血管内に寄生して起こる病気です。初期には特に症状は見られませんが、発生すると運動不耐性や呼吸困難、発咳や腹水貯留などの症状がみられます。最終的には右心不全により死に至ることもある、恐ろしい病気です。

フィラリア感染はワクチンによる予防は出来ません。また、室内飼育であっても蚊に刺されるのを完全に予防するのは不可能です(我々も屋内で刺されることはありますし、お散歩にも行きますからね)。
さらに、心臓内に寄生した成虫の駆除は多大なリスクと労力が必要ですし、一度ダメージを受けた心臓はフィラリアを駆除しても完全に元通りになることはありません。

フィラリア症を予防するには、蚊に刺されて感染を起こしてからフィラリアが心臓に最終的に到達するまでの間に駆除を行うことが必要になります。フィラリア予防は毎月1回の駆虫薬投与によって行います。予防期間については、蚊の体内にいるフィラリア幼虫の感染能力が気温に依存するので当地域では5月初旬から12月初旬くらいが目安になります。
フィラリア寄生状態での予防薬投与は重篤な副作用を呈することがあるので、年度初めの投与開始時にはフィラリア寄生の有無を確認する血液検査の実施をおすすめしています。

当院では予防薬として内服薬と皮膚滴下薬を取り扱っています。

その他寄生虫予防

消化管内寄生虫

回虫や条虫(いわゆるサナダムシ)、トリコモナスやジアルジア等の原虫などが腸や胃などに感染し、下痢や嘔吐、体重の減少などを引き起こします。また、種類によってはヒトにも感染します。
飲み薬や注射薬、皮膚滴下薬などで駆除します。

ノミ、マダニ

皮膚に寄生して吸血を行います。他の寄生虫や病気を媒介することがあります。予防は皮膚滴下薬や飲み薬で行います。いずれの薬も1か月程度の予防効果が期待できます。
当院では皮膚滴下薬とフィラリア予防も一緒に行える飲み薬を取り扱っています。

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